愛知県臨床心理士会

組織と活動

会長あいさつ

主に心理臨床を志す会員の皆さんへ

第8期会長を務めることになりました。この会は24年度で22年目を迎えます。これまでの6名の会長は大学教員が務めてきましたが、私の現在の職務は教育委員会やNPO・民間の非常勤嘱託が中心ですので、いわば「非常勤アルバイター」です。県士会も時流の転機を迎えているのでしょう。

現在、「臨床心理士」という認定資格から、3団体(臨床心理職国家資格推進連絡協議会、医療心理師国家資格制度推進協議会、日本心理学諸学会連合)の合意要望書による国家資格制度の創設を目指し、日本臨床心理士会は関係議連への働きかけをしています。長年の悲願でもありますが、その資格制度には様々な議論もあります。県士会理事会も資格担当理事を中心に情報を共有し、真摯に対処しているところです。県内の国会議員の方々に「臨床心理士の仕事内容」を知っていただく良い機会とも捉えています。心理臨床の実践では、あわてない、当てにしない、あきらめないこと、が大切ですので、「どんなことになるのだろう」と不安を抱えつつも、目の前のクライエントさんと向き合い、日常の仕事に誠意を尽くすことが、今、私たちがやるべきことでしょう。そのことを通じて、心理臨床家としての専門性を高めると共に、私たちの仕事の本質を多くの人たちに分かってもらう努力を続けましょう。

臨床を始めたころに単科の精神科病院で「心理職」として働いていましたが、医師、看護師、医療ソーシャルワーカー、精神科ソーシャルワーカーとの関係性の中で、とても不安定な立場でした。その不安を解消しようと努力するうちに、自分が「何でも屋」になっていました。一般病院の心理・リハビリ担当で働いていた時には理学療法士との協働でも苦労しました。ですから、医療領域で働いていた時には、「国家資格」は悲願でした。一方、教育領域でスクールカウンセラーとして働くこと十数年となりますが、この領域では、今まで、国家資格をあまり意識することはありませんでした。文部省の委託事業に始まり、現在は文科省の補助事業で単年度契約ですが、年々事業規模が拡大され、今までは希望すれば大よそ希望通りにスクールカウンセラーになれました。ただ、全国的に見れば臨床心理士以外の職種のスクールカウンセラーへの雇用も多く、今後の雇用環境は流動的です。様々な職域の臨床心理士にとって、意味のある「国家資格」が制度化されることを願います。

県士会の役割の中心は研修企画と会員相互の交流にありますので、会員の皆さんの協力なくして運営ができません。「総会及び一日研修会」「部会企画研修会」への積極的参加をお願いします。ホームページを通じての様々な情報の発信・交流にも務めていきますので多くの皆様方のご理解とご協力をお願いいたします。

第8期会長 石川健司

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愛知県臨床心理士会 理事会等 組織図 (平成24年度)

組織図

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